ツイッターに疲れたけど止めるのは怖い人が読む記事

ツイッターに 疲れたあなたへ

「あ~ツイッター疲れた…」って思う時ありますよね。

ツイッターを開くたびに目に入ってくる大量の情報、大量のリア充。

タイムラインで出てくるツイートにイラッとしても、それをいちいち口に出すのも変。

誰かに相談しても「気にしないで無視すれば良いじゃん」と真っ当な意見を言われればそれまでです。

もちろんツイッターが嫌なら止めれば良い。それだけの話です。

でも、止めるには勇気がいります。もちろんツイッターのメリットもあるからです。

先に申し上げますが、今回の記事を読んでも何も解決しません

何も解決しませんが、ほんの少しでも心癒される部分があれば幸いです。

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ツイッターの基本情報

ツイッターはアメリカのサンフランシスコに本社のあるツイッター社が運営するWebサービスです。

ツイッターはSNSだと思っている方も多いですが、実はツイッター社は「ツイッターはSNSではない」としています。

2017年11月時点でも、Twitter社のCEOジャック・ドーシーはTwitterはSNSではないとし、「インタレスト(興味)・ネットワーキング・サービス」であると定義し、また、2018年6月時点でTwitter Japan社の代表取締役笹本裕も「ネットワークサービスではなく今起きていることを知る場、ニュースメディアに近い場とわれわれ自身は考えている」とインタビューで発言している

Wikipediaより)

ツイッターの利用人数ですが、国内では以下のように推移し、2018年10月時点で45,000人に及んでいます。

ツイッターの国内利用者数のグラフ
ソザオ編集部作成 参考資料uniad

国内のユーザーは2015年から2016年にかけて500万人ほど大きく増えましたが、2017年からはほとんど横ばい。割合としてはだいたい3人に1人の日本人がツイッターを使っています。

また、全世界のユーザーは、2015年から増減を繰り返し、2019年4月時点で3億3000万人と、同じくほぼ横ばいとなっています。

ツイッターの全世界利用者数のグラフ
ソザオ編集部作成 参考資料uniad

ただ、世界規模で見ると20人に1人以下の割合でしかツイッターを使っていないという現実も。

万が一ツイッターを止めても世界規模で見ると大したことがないことが分かりますね。

ツイッターで疲れる原因3つ

人はなぜ「ツイッター疲れた」と感じてしまうのか。そこには3つの原因があります。

  • とめどなく降ってくる情報
  • 「リア充で完璧な人」ばかりに見える
  • 自分もまた「リア充で完璧な人」を演じようとしている

ここでは、これらの原因について考えてみましょう。

とめどなく降ってくる情報

ツイッターの情報量は凄まじいですよね。しかしその情報量が心が疲れる原因の一つです。

フォローさえすれば、その人のツイートをリアルタイムで見ることができますし、簡単に情報収集ができるのはツイッターのメリットでもあります。

しかし、友達やフォローされたからフォローし返しただけの人などの発言が、無防備な状態でとめどなく降ってくるのがツイッター。

ツイッターを見るか、見ないのかは自分で選択できます

ツイッターを見たときに目に入ってくる情報を選ぶことはできません。

しかも、あっちでこっちで大量の情報が湧き続けている。

自分も負けじと素敵な写真を載せたり、自分の人生がどれだけ充実しているのかを示さなければならない。

下記のように述べている専門家もいます。

かつては朝になれば新聞を買い、夜はテレビのニュース番組を見ていた時代がありました。そうやって当時の人々は情報を入手していたのです。朝に1回、そして夜にもう1回。それだけだったのです

ボストン大学 認知神経科学者 デヴィッド・ソマーズ
(出典 : 情報過多のストレスから“脱出”する、たったひとつの方法

テクノロジーに自分を運んでもらうのではなく、どこに行きたいのかを自分で明確にすることが非常に重要です。いまのわたしたちはテクノロジーにしがみついてる状態なのです

ポジティヴ心理学研究家・著述家 エイミー・ブランクソン
(出典 : 情報過多のストレスから“脱出”する、たったひとつの方法

ツイッターは本当に便利です。自分から情報に向かっていける仕組みとしては画期的なWebサービスでしょう。

一方で、使い方を自分でコントロールしないと「ツイッター疲れた」と感じてしまう原因にもなります。

「リア充で完璧な人」ばかりに見える

ツイッターを見ていると「リア充で完璧な人」ばかりのように見えます。

  • 美味しいものを食べて、大勢の友達がいる
  • 趣味に没頭し、高いスキルを身につけている
  • 素晴らしい恋人がいて、充実した日々を送っている
  • 可愛い子どもがいて、旅行にも頻繁に行っている

ツイッターってあまり

今日は特に何もしなかった。恋人も友達もいないけど、健康で生きているだけで幸せだ!

っていう人いないですよね。

他人に自分が幸せだと認めてもらうには「美味しいもの(の写真)」「友達」「旅行に行った(写真)」などが必要なようです。

このリア充な他人を1日に何回も毎日目にしていたら、自分の日常と比べて疲れてしまうでしょう。

頭では「人は人、自分は自分」と分かっていても、調子が良くない日などは、ツイートの内容に敏感に反応してしまいますよね。

自分もまた「リア充で完璧な人」を演じようとしている

そしてこれを読んでいるあなたは気付くはずです。

自分もまた、ツイッターで一生懸命「リア充で完璧な人」を演じようとしている人の一人なのだと。

もちろん、ツイッターが楽しいと感じているのであれば、食べ物や飲み物、旅行先の写真や日常を投稿することは問題ないでしょう。

しかし「ツイッター疲れた」と感じているのであれば、それは「リア充で完璧な人」に見える他人に対してだけでなく「リア充を演じようとしている自分」に対してなのかもしれません。

本来であれば、見た目が良い食事やおしゃれに見えるドリンクだけが人生の価値ではないはず。

人のためになる発言や文章だけが「あなたの言いたいこと」ではないはず。

それでも毎回投稿内容を気にしている自分がいませんか?

「人にどう思われても良い」と割り切れない自分がいませんか?

ツイッター疲れた、と感じるのは他人に対するベクトルだけでなく、自分に対するベクトルも関係しているかもしれません。

ツイッターで疲れた心を癒す3つのヒント

ここでは、ツイッターを見ているとなぜかモヤモヤするという方のために、ツイッターで疲れた心を癒す3つのヒントについて書きたいと思います。

常に誰から見ても「正しく」なくて良い

ツイッターで何かを発言する時、特に何かについて批判する時、常に誰から見ても正しくある必要はありません

それはあくまでも「あなた」の意見であり、正しいか正しくないかは「世間」が決めることではないからです。

しかし、ツイッターをやっていると、なんだか「常に正しくいなければいけない」雰囲気を感じませんか。

適度に自己主張しつつ、でも意見は過激すぎず、かつ誰が見ても納得できるように発言しなければいけない。

しかし、誰からも賛成される意見ってほとんどないですよね。例えば

今日は友達とオールで飲むぞー!

と子どものいる女性が呟けば「子どもを預けて遊ぶ母親なんて最低」という人がいる。

そして毎回毎回、誰からも批判されないように、誰もが納得するように、と考えて発言をすることで心は疲弊していくのです。

実際世の中は「白と黒」はっきり決められることよりも「グレー」のことの方が多いはず。

そのグレーになんとか折り合いをつけて生きていくのが現実社会。

ツイッターでも、常に誰からも正しいと思われなければいけない、なんてルールは本来ないのです。

「なんか違うと思うよ」と言われても平気になろう

突然ですが、あなたが何かを意見言った時に誰かに「それはなんか違うと思うよ」と言われたら、それはどのような意味でしょうか。

日本語で「なんか違うと思うよ」と言う時、その意味は多くの場合「間違っている」という意味ですよね。

しかし、私は以前日本語を勉強している外国人の友人に言われたことがあります。

「どうして『違っている』が『間違っている』という意味になるの?」と。

言われてみればそうですが、本来違っていることは間違っていることではありません。

しかし日本語では

「違っている」

=多くの人が持っている「普通」とは違っている

=間違っている

というニュアンスとなり、人の意見をやんわりと否定する時に使われるのです。

私がここで言いたいのは万が一「なんか違うと思うよ」と言われても自分の意見を見直そうとする必要はないということ。

違うなら違うで良いのです。むしろ海外では違う方が良いのです。

萎縮する必要などありません。あなたの意見は、あなたの意見です。堂々としていて良いんですよ。

本当に大切な人はあなたの心が疲れるのを望んでいない

例えば100人のフォロワーがいたとします。

多くのフォロワーがあなたのことを

  • 面白い!
  • 情報が為になる!
  • 更新が頻繁だから嬉しい!

と慕ってくれているとしましょう。

しかし、例えばあなたが何かの理由で、為になる面白い情報を頻繁に更新できなくなってしまったら、100人中何人が本気で心配してくれるでしょうか。

何人がフォローを外さずに待っていてくれるでしょうか。

一方、現実社会でのあなたの家族や友人、恋人は、あなたが為になる情報を発信しようがしまいが関係ありません。

あなたの周りにいる大切な人は、あなたの心が疲れてしまうことを望んでいないはずです。

面白いとか役に立つとか表面的な基準であなたの価値をはからないはずです。

ツイッターを利用することで心が疲れてしまったなら、期間限定で離れてみるのも良いかもしれません。

ツイッターは本当はもっと適当で良い

ツイッターでストレス溜めるのはなんかもったいない

今回はツイッターに疲れた人に送る記事を書きました。

個人的には、ツイッターで疲れている方は、個人アカウントであればもっと適当で良いと思います。

ストレス溜まって行き詰まった時は、世界レベルとかで考えてみると、視野が人がるかもしれません。

なんの解決にもならない記事、最後までお読みいただきありがとうございます。

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