英語力を伸ばしたいと考えている方は、以下のような悩みをお持ちではありませんか?
「仕事をしながら苦労して毎日3時間英語を勉強しているのに、英語力が思うように上がらない…」
「通学時間を短縮して、オンラインで英語を学びたい。でも『これだ!』というスクールが見つからないんです…」
時間をかけているのに英語力が上がらない…この悩みは「時間をかけることだけが英語学習には必要である」という誤解から生み出されるものです。
そんな誤解を言語学の専門性と科学的なノウハウから正してくれるのが、今回ご紹介する「STRAIL(ストレイル)」。
STRAILは言語学の専門家によるコンサルティングによって、英語学習の効果を最大化させる「自習型の英語学習コーチングサービス」です。
通学式のスクールというイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、設立したときから完全オンラインでも受講可能なプランを用意していました。オンラインコースでも通学式と同じサービス内容で受講ができます。

本記事では、そんなSTRAILの魅力を探りました。
STRAILを運営する株式会社スタディハッカーは、2020年4月13日よりベネッセグループに参画。より安心してサービス受講ができそうです。
今回の取材では、英語学習に関しても貴重なヒントをたくさん伺いました。ぜひ最後までお楽しみください。
1分で分かる!STRAIL(ストレイル)とは?
STRAIL(ストレイル)は「自習型の英語学習コーチングサービス」です。つまり、1on1のコンサルティングセッションの中ではトレーニングは行われません。

受講生に言語習得についての専門知識を持ったコンサルタントがつき、科学的な知見をベースとした学習生産性の高い高密度トレーニングを提供。受講生はコンサルタントの指導を元に、自宅で1日1時間〜自習を行います。
STRAILの受講料は170,000円(税別/2ヶ月)。一般的なコーチングサービス相場(60万円前後)の半額以下で受講が可能です。
STRAIL(ストレイル)の4つの特徴

英語学習の効果を最大化させることのできるSTRAIL(ストレイル)。STRAILの特徴は大きく分けて下記の4つです。
- 完全オンライン受講OK
- 高密度トレーニングで学習生産性を高める
- コンサルタントの圧倒的な専門性
- 行動科学に基づいて学習習慣を身につける
今回はSTRAIL(ストレイル)のスタジオマネージャー兼コンサルタントの黒澤さんにお話を伺いました。
ここではSTRAILの魅力について徹底的に解説します。
完全オンライン受講OK
STRAIL(ストレイル)では「通学」もしくは「オンライン」といった受講方法を選ぶことができます。

通学ではなくオンライン受講も対応可能
通学の場合は週1回60分スタジオに通う必要がありますが、オンライン受講では
- 申し込み
- 教材の受け取り
- コンサルティングセッション
といった全てのプロセスを完全オンラインで行うことが可能です。
「週1回でもスタジオに通う時間を確保するのが難しい」
「自宅や職場の近くにスタジオがないため受講を諦めていた」
このような方には、オンライン受講が最適だと言えるでしょう。
ーー他にもオンライン受講のメリットはありますか?
黒澤 : オンライン受講ではwebミーティングツールを使用します。
近年のwebミーティングツールは音が途切れたりすることがほとんどなく、まるでお互いが同じ場所にいるような臨場感を持ってセッションを行うことが可能です。
ーー初心者の方でも簡単に使えるものなのでしょうか?
黒澤 : 実は新型コロナウイルスが流行する前まではオンライン受講の方は、全体の5%程度だったのですが、新型コロナウイルスの関係で、多くの受講生の方が通学からオンラインに切り替えられました。
(注)取材時は2020年4月、新型コロナウイルス予防のために外出自粛が求められていた。
黒澤 : 最初は「webミーティングなんてしたことがない」という方もいらっしゃいましたが、コンサルタントと接続テストをして使い方を確認していただいたところ
「こんなに簡単なら、もっと早くオンラインにすれば良かった」
とおっしゃっていましたよ。
ーーなるほど!使い慣れていない場合、コンサルタントの方にもサポートしていただけるのですね。
黒澤 : また、通学の場合ですと無料説明会はスタジオにお越しいただいてグループで行うんです。一方、オンラインの場合は1 on 1なので周りを気にせずに聞きたいことを気兼ねなく聞いていただけると思います。
ーー無料説明会もオンラインでできるのですね!
黒澤 : はい。
オンライン受講でも通学式と全く同じサービス内容で、同じ価値を提供できますので、通学時間をカットしたい方だけでなく、小さいお子さんがいる方や海外にお住いの方などにも利用していただけます。
「英語学習コーチングサービス=対面」というイメージが強く、オンラインに抵抗を感じる方も多いかもしれませんが、オンライン受講にはメリットが多いのです。
ーー通学時間やスタジオへのアクセスが課題だった方でも、オンラインであれば時間と場所を選ばずに受講ができますね!
高密度トレーニングで学習生産性を高める
STRAIL(ストレイル)では学習時間を増やすのではなく、学習内容の密度を上げることで学習生産性を高めます。
一般的な英語コーチングスクールには
「1日3時間学習をしましょう!挫けないようにトレーナーがサポートします!」
という「やる気型」のものが多い中、STRAILは学習時間を基準とするのではなく、学習の効果を高めることに注力する点が他社と異なると言えるでしょう。
ーー実際に入会した場合、毎日の学習時間はどれくらいなのでしょうか?
黒澤 : 課題や目標にもよりますが「1時間〜1時間半程度」です。
ーー「1時間」!?一般的な英語コーチングスクールの3分の1なのですね!
黒澤 : 「今日は3時間勉強した」と学習時間に満足をするのではなく「どれだけ密度の濃い学習ができたのか」ということに価値を置くことが大切です。
もちろん、長時間出来る方はその方が良いのですが、だとしても時間あたりの効果が高い方が良いのはいうまでもありません。
STRAILでは限られた時間でできる最大限・最上のものをご提供します。結果として一般的に3時間かかっていた学習を1時間に短縮できる、ということです。
ーーなぜ学習時間を大幅に短縮できる「高密度トレーニング」を行うことが可能なのでしょうか?
黒澤 : それについては下記で詳しくご紹介しますね。
コンサルタントの圧倒的な専門性
STRAIL(ストレイル)のコンサルタントは、大学や大学院で言語学を学んできた言語習得に深い知見を持つ「言語学の専門家」です。
STRAILでは、コンサルタントが言語学の知識を活かして科学的なアプローチをすることで、英語の高密度トレーニングを行うことができます。

*STRAILのコンサルタントや高密度トレーニングについては下記の記事を参考にしてください。
行動科学に基づいて学習習慣を身につける
STRAIL(ストレイル)では英語学習を継続していくための取り組みとして、行動科学に基づいた学習習慣の形成をサポートしています。
ポイントは行動科学という学問分野の日本における第一人者・石田淳氏のチームによる助言をもとに「英語学習を続ける技術」を開発している点。

石田淳氏・オフィシャルサイトより
英語学習を習慣化させることで、スクール卒業後も英語学習を続けるための技術を身につけていきます。
ーー具体的にはどのように「続けるための技術」を習得するのでしょうか?
黒澤 : 下記の写真のようなGRITカードと呼ばれるカードを使っていきます。

GRITカード
GRITカードは15分単位で「いつ・何時から何時まで・何を勉強するか」を書き込むカードです。例えば「出勤前・7時〜7時15分・シャドーイング」などですね。
勉強の開始時間と内容をあらかじめ決めておくことで、スキマ時間を活用して無理なく習慣化ができます。
例えば、帰宅後に映画を観ることが習慣の人に「映画を観るのを我慢して英語を勉強しましょう」と言うと、学習へのハードルが高くなります。
しかし「出勤前の15分、なんとなく過ごしていた15分間を英語学習に充てましょう」と言うと、学習にすんなり入ることができるのですね。
ーーなるほど。15分だけですし、特に何かをしていた訳でもないですし、簡単に英語学習に切り替えることができますね!
黒澤 : Gritカードは、はじめは1日15分x4回分からスタートし、徐々に量を増やしていくこともあります。学習へのハードルを思い切り下げることで、無理のない学習習慣を身につけることができるのです。
STRAIL(ストレイル)の学習生産性を高めるキーワード「受容スキル」と「産出スキル」とは

今回の取材では、英語を効率的に学習するためのキーワード「受容スキル」と「産出スキル」についてもお話を伺いました。
ここでは、STRAIL(ストレイル)で行われている専門家指導の効果的なアプローチ法についてご紹介します。
ーー受容スキルと産出スキルとは何ですか?
黒澤 : 受容スキルとはインプットするスキルのことです。リスニングとリーディングが受容スキルにあたります。
一方、産出スキルとはアウトプットするスキルのことです。スピーキングとライティングは産出スキルにあたりますね。
ーー英語力を上げるには…アウトプットの方が大事というイメージがあります。
黒澤 : 実はその考え方は正しくありません。
第二言語習得研究では、第二言語を効率的に習得するために「インプット : アウトプット=7:3」くらいの比率で学ぶのが良いのではないか、という説があります。
ーーえ!インプットに力を入れた方が良いのですか!?
黒澤 : その通りです。ただし7:3というのは上級者の場合の比率です。初級者や中級者の方は「インプット : アウトプット=8:2」ほどの割合で学習することが効果的だと言われています。
ーーでも、一般的な日本人英語学習者は学校英語でたくさんインプットしていますよね…それでもスピーキングに苦手意識を持つ人はたくさんいる気がします。
黒澤 : 学校の学習程度では基本的にはインプット量は不足しているんです。
それに、そもそも「インプットしていない知識を使って話す」ということはあり得ないことです。
そう考えると、使える知識を増やす作業、つまりインプットを先行させるのは当然のこととも言えるんですね。
その上で、その知識を話したり書いたりするときに使う練習をするのが結果的に近道になります。
ちなみに、脳内でのシミュレーションや独り言も「アウトプット」に入ります。
英語学習においては「誰かと対面で英会話をする=アウトプット」というイメージが強いかもしれませんが、実は頭の中で英文を考えて脳内リハーサルをするだけでもアウトプットの練習になるのですよ。
ーーなるほど…!大変勉強になりました!
STRAIL(ストレイル)の概要

STRAIL(ストレイル)銀座スタジオの様子
ここでは、STRAIL(ストレイル)のサービス内容についてご紹介します。
STRAIL(ストレイル)のサービス内容と受講料
サービス内容 | ・コンサルティングメニューのデザイン ・毎週のコンサルティングセッション ・毎週の英語力アセスメント ・自習課題(ホームプログラム)進捗サポート ・自習室利用・教材(テキスト・IT教材) |
---|---|
入学金 | 50,000円(税別) |
受講価格 | 255,000円(税別/3ヶ月) *別途、市販教材をレベルに合わせてご購入いただきます。 |
延長価格 | 85,000円(税抜/1ヶ月) |
分割事務手数料 | *各コースの受講月数内での分割払いの場合、 分割事務手数料は無料です。 |
キャンペーン | お友達紹介割 : 2,000円 |

STRAIL(ストレイル)のスクール情報
現在STRAIL(ストレイル)は「新宿スタジオ」「銀座スタジオ」「大宮スタジオ」「北浜スタジオ」の4スタジオで受講が可能です。
スタジオ名 | 住所 | 電話番号 |
---|---|---|
新宿スタジオ | 東京都新宿区西新宿 1-18-2 晴花ビル2F |
03-5363-7240 |
銀座スタジオ | 東京都中央区銀座 7-13-12 サクセス銀座7ビル 9F |
03-5363-7240 |
大宮スタジオ | 埼玉県さいたま市大宮区桜木町 1-9-6 大宮センタービル1F |
03-5363-7240 |
北浜スタジオ | 大阪府大阪市中央区平野町 1-3-2 idocoro 2F |
03-6261-7083 |
【2020年4月1日~】中級インテンシブコース
「中級インテンシブコース」は2020年4月1日〜始まった新コース。
「中級インテンシブコース」は、
「ENGLISH COMPANY」の中級者向けグループトレーニング「中級ブラッシュアップ総合英語」を受講後、続けて「STRAIL」でのマンツーマンのコンサルティングプログラムを2ヶ月受講する
という、計4ヶ月間のコースです。
また、ENGLISH COMPANYの中級コース(2ヶ月)を受けた後、STRAIL(ストレイル)の2ヶ月コースを連続して受講する「中級インテンシブコース」は、厚生労働大臣指定講座「一般教育訓練給付制度」の対象となっています。
これにより、資格を満たす本コース受講生の方は、受講費用の20%の給付金を受け取ることが可能です。
概要は下記の表の通りですので、よりスピード感を持って英語力を上げたい中級者の方は、ぜひ参考にしてください。
中級インテンシブコース | |
---|---|
受講期間 | 4ヶ月 |
中級グループトレーニング | 週1回×2ヶ月:200,000円 |
STRAIL English Language Coaching | 週1回×2ヶ月:170,000円 |
入会金 | 20,000円 |
合計費用 | 390,000円 |
STRAILを運営するスタディハッカーによる英語トレーニングジム「イングリッシュカンパニー」については下記の記事で解説しています。
STRAIL(ストレイル)受講生の実績
ここでは、STRAIL(ストレイル)受講生のTOEICスコア実績の一部をご紹介します。
受講生 | 受講期間 | 受講前スコア | 受講後スコア | 向上 |
---|---|---|---|---|
Y.Tさま | およそ2ヶ月 | 580点 | 785点 | 205点 |
N.Tさま | およそ2ヶ月 | 575点 | 795点 | 220点 |
M.Nさま | およそ2ヶ月 | 835点 | 960点 | 125点 |
K.Tさま | およそ1ヶ月 | 890点 | 940点 | 50点 |
Y.Nさま | およそ2ヶ月 | 790点 | 915点 | 125点 |
M.Iさま | およそ2ヶ月 | 860点 | 970点 | 110点 |
C.Kさま | およそ1.5ヶ月 | 625点 | 730点 | 105点 |
H.Mさま | およそ1.5ヶ月 | 830点 | 910点 | 80点 |
M.Nさま | およそ1.5ヶ月 | 390点 | 535点 | 145点 |
(表 : スタディーハッカー提供データより筆者が作成)
「いますべきこと」に集中することで、多くの受講生が2ヶ月ほどの短期間でTOEICのスコアを約200点アップ。
また、もともとTOEICスコアが800点台の上級者でも、コンサルタントが的確な課題発見を行うことで2ヶ月ほどで100点以上のスコアアップを果たしています。
コンサルタントの黒澤さんに気になる疑問をぶつけてみた!

STRAIL(ストレイル)銀座スタジオ
ここでは、STRAIL(ストレイル)に関する質問をスタジオマネージャー兼コンサルタントの黒澤さんに伺いました。
受験英語を頑張りましたが英語が話せません。
受験英語は意味があるのでしょうか?
黒澤 : 受験英語には非常に大きなメリットがあります。受験英語による英語の基礎力が身についているかどうかで、英語学習のスタート地点が全く異なるからです。
例えば語彙に関しても、受験英語の基礎がないと「単語」「意味」「発音」という3つのポイントを一から覚えなければいけませんが、基礎的な単語力がある場合は「単語」と「意味」はクリアしていることが多いので「発音」だけ覚えれば良い訳です。
またSTRAILでは、基礎的な文法力に不安のある方に向けて20時間〜30時間のオリジナル講義動画を提供しております。

STRAIL(ストレイル)認知文法 講義動画
この動画では「認知文法」という学習法を使って学習をしていきます。
認知文法はネイティブと同じ感覚で文法を捉えるためのトレーニングですので、英文法に不安がある方も効率的に習得することができますよ。

行動科学マネジメント®に基づく習慣化プログラムの内容を教えてください
*行動科学マネジメントはウィルPMインターナショナルの登録商標です。
黒澤 : 英語学習習慣化プログラムでは、15分毎の学習内容を書き込むGritカードを使用するだけでなく、「英語学習を『続ける技術』」というグループレッスンを受講していただきます。
「英語学習を『続ける技術』」は45分ほどの無料グループレッスンで、オンラインでもご受講いただけます。
4技能の中で一番伸びやすいスキルは何ですか?
黒澤 : 個人差がありますが、一般的にはリスニング力が一番早く上達を感じることができます。リスニングはリーディングやライティングに比べ対策をしていない方も多いため、伸びる実感を得やすいスキルだと言えます。
英語力は使っていないと下がってしまうものですか?
黒澤 : 「下がる」というよりは「忘れてしまう」という方が正しいと思います。忘れてしまうことを防ぐためにも、1日1時間は継続していくことが大切です。
STRAIL(ストレイル)の無料説明会はオンライン対応OK!

STRAIL(ストレイル)は「何時間勉強したか」ではなく「効率的に勉強していかに勉強時間を余らせることができたか」を大事にする自習型英語学習コーチングスクール。
今回の取材を通して、STRAILのコンサルタントの専門性を強く感じることができました。
オンラインでの受講も可能ですので、近くにスタジオがない方も、海外にお住いの方もサービスを利用することができます。
より効率的に英語学習がしたい人、スキマ時間を使って英語を習得したい人は、ぜひ無料説明会に参加してみてください。
取材当時は新型コロナウイルスによる外出自粛が求められていましたので、オンラインにより取材を行いました。