英会話上達の近道は、使える表現を丸暗記して、その量をひたすら増やしていくことです。それを繰り返すことで、英語力が上がっていくということを、上級者のあなたなら知っているはず。
そこで今回はネイティブスピーカーがよく使う日常生活のスラング表現を30個まとめてみました。
あなたはいくつ知っていますか?確認しながら一緒にみていきましょう!
<英語のスラング>1.Happy hump day!(水曜日おめでとう!)
“hump”とはラクダのコブのこと。水曜日は1週間の真ん中であることから「1週間のコブ」=“Happy hump day”(水曜日おめでとう)という表現になりました。
水曜日は“hump day”ですので
Oh, it’s still hump day! 2 more days to the weekend!
(まだ水曜日か〜週末まであと2日もあるよ!)
と言ったりします。
<英語のスラング>2.OTP(最愛の人)

OTPとはone true paringの略。彼氏や彼女と撮った写真をアップするなどに
Kate n Bob OTP 🙂
という感じでコメントを添えることができます。
ちなみに“n”は“and”のこと。SNSなどでよく使われるので見たことのある人も多いかもしれません。
<英語のスラング>3.Allow me(貸して)
“allow”とは一般的に
“allow 人 to〜”「人に〜することを許可する」
という形で使われますが、簡単に“allow me”と言うと「やらせて、貸して」という意味になります。
<英語のスラング>4.Can’t say(分かりません)
「分かりません」という表現には“I don’t know”や“I don’t understand”“I don’t get it”がありますが、この“can’t say”も「分かりません」という表現になります。
“can’t say”はもともと“I can’t say that I 〜”(〜だとは言えません)という意味。例えば
Do you think he wins the game?
(彼は試合に勝つと思う?)
I can’t say that I think he loses the game.
(負けると思うとは言えない)
という感じで使います。つまり“can’t say”の「分からない」という訳はあくまで意訳であり、この例文だったら「負けると思うとは言えない」の部分を「分からない」と濁しているのです。
<英語のスラング>5.on fire(調子が良い)
“you’re on fire!”と言ったら「調子良いね!」という意味です。
「燃えている」という意味ではありません。(状況によっては、本当に燃えているという意味になるかもしれません・・・)
燃えたぎるほど、絶好調ということですね。
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<英語のスラング>6.Pop(寄る)

POPは「ポンっと鳴る」という意味の単語ですが、スラングではよく「寄る」という意味で使われます。
“I’ll pop by in 30 min!”(30分後に寄ります!)
ふらっと軽くどこかに寄るイメージですね。
<英語のスラング>7.Get a grip(しっかりしろ)
“grip”とはラケットの握る部分のことです。
そこを掴め、つまり「しっかりしろ!」という表現になります。
<英語のスラング>8.Good call(賛成)
“good call”は“good idea”と同じ意味です。
“call”には「電話をする」という意味がありますが、名詞の“call”には「天の思し召し」という意味があります。
つまり天から降ってきた良いアイデア、ということで
“good call”=“good idea”
となったのですね。
<英語のスラング>9.The more the merrier(多ければ多いほど楽しい)
比較級のスラングです。
“merry”は“Merry Christmas!”の“merry”で「楽しい」という意味ですね。例えば
Can I take my friend to the party?
(パーティーに友だち連れて行っても良い?)
Why not? The more the merrier!
(当たり前じゃん!)
<英語のスラング>10.Go-getter(積極的な人)
このスラングは文字どおり
“go”して“get”する人=積極的な人
という意味です。こんな風に使いましょう。
You can’t just wait for opportunities to be handed. You should be more of go-getter.
(チャンスが来るのを待ってるだけじゃダメだ。もっと積極的にならないと)
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<英語のスラング>11.Wet blanket(空気読めない人)

濡れたブランケットのように、その場の空気をしらけさせる人のことを
“wet blanket”
と呼びます。他にも場をしらけさせる空気の読めない人のことを
“stick in the mud”(土の中の棒)
とも言いますね。
<英語のスラング>12.hater(自分のことを嫌いな人)
“hater”は“hate”という動詞の変化形ですが、自分が嫌いな人のことではありません。
自分のことを嫌いな人のことを指します。よくある“hater”を使った言い回しは
Hater is always gonna be hater.
(言いたい人には言わせておこう)
です。また“hater”には「ヤキモチを妬いている人」という意味もありますね。
I’m not a hater, I just hate you.
(ヤキモチ妬いてるんじゃなくて、あんたのことが本当に嫌いなの)
<英語のスラング>13.toodles(バイバイ)
さようならを表すスラングには
c-ya
cheers
I gotta jet
など色々な言い回しがありますが、親しい友人に使える「バイバイ」という表現が“toodles”です。
かなりフランクな表現なので親しい友達に使いましょう。
<英語のスラング>14.bury my head in the sand(現実逃避をする)
“bury”は「埋める」という意味の単語。「ベリィ」と発音します。
砂に頭を埋める→現実逃避をするという意味ですね。
What were you doing?
(何してたの?)
I was burying my head in the sand.
(現実逃避してた)
<英語のスラング>15.Yeah right(なんちゃって、まさか!)

冗談を言った時、友達に信じられないことを言われたら“yeah right!”と言うことができます。
I met an alien, yeah right!
(宇宙人に会った、なんちゃって!)
I got into Tokyo university.
(東大に受かった)
Yeah right!
(嘘でしょ!?)
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<英語のスラング>16.TIA(よろしく)
TIAは“Thanks in advance”(先にありがとうと言っておく)という意味です。
意訳すると「よろしく」という意味で使うことができます。
フランクな表現なので、親しい友達同士で使うようにしましょう。
<英語のスラング>17.No ifs ands or buts.(つべこべ言うな)
“if”(もし)も“and”(それに)も“but”(でも)もだめ、ということで「つべこべ言うな」という意味。
親が子どもに言うこともありますし、友達同士で使うこともできます。
短く“no buts”と言うこともできますよ。
<英語のスラング>18.No hard feeling(心配しないで)
この表現は“Don’t worry about it”と同じ意味で使うことができます。
誰かに謝られたら
That’s ok. No hard feeling.
(いいよ、気にしないで)
と言ってあげると良いでしょう。
<英語のスラング>19.No wonder(どうりでそうだと思った)
“wonder”は「驚く」という意味ですので“no wonder”で驚かない=どおりでそうだと思った、という意味になります。
He lived in Canada for 10 years.
(彼は10年間カナダに住んでたんだ)
No wonder his English is very good.
(どうりで彼の英語は上手な訳だ)
<英語のスラング>20.It’s tipping down(ざあざあ雨)

雨が降っている時いつも
It’s raining
ではつまらないですよね。そこで使えるのがこの表現。
“tip”は「チップをあげる」の「チップ」ですが、動詞としての意味に「ひっくり返す」と言う意味もあります。
日本語でも「バケツをひっくり替えしたような雨」なんて言いますが、それと同じ感覚ですね。
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<英語のスラング>21.Go figure(意味不明)
“figure”には「考える、主張する」という単語ですが、“go figure”は「いくら考えても分からない!」と言う意味ですね。
I paid money but they didn’t take it.
(お金払ったんだけど受け取ってもらえなくて)
What!? Go figure.
(え!?意味不明!)
<英語のスラング>22.Ups and downs(いろいろ)
これは見るとなんとなく意味が分かりますね。
There have been a lot of ups and downs during my 2 year of work.
(仕事していた2年間いろんなことがありました)
また「いろいろ」を表す時には
this and that, that and this
と言うこともあります。
<英語のスラング>23.couch potato
「ソファーのじゃがいも」ってなに?
と思ったかもしれません。これは、めちゃくちゃだらけている人のこと。
ソファーに寝っ転がって、ポテチを食べながら1日中何もせずテレビを観ている、と言ったイメージですね。
少しマイナスイメージがあるかもしれません。
<英語のスラング>24.Give me a shout(声をかけて)
“shout”は「怒鳴る」という意味ですが、このイディオムの場合は怒鳴る訳ではありません。
これは「声をかけて」という意味のスラングです。
「声をかけて」の他の表現は
say the words
がありますね。これも「言葉を言って」=声をかけて、という意味の表現です。
<英語のスラング>25.One hit wonder(一発屋)
“wonder”は「素晴らしい人」という意味。つまり一度たけ素晴らしくなって人、という意味ですね。
Do you remember this comedian?
(このお笑い芸人覚えてる?)
Yes-ish. He was one hit wonder, right?
(覚えてるっちゃ覚えてるけど・・・一発屋でしょ?)
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<英語のスラング>26.Google it(ググる)

“google”は会社の名前でしたが、今や動詞としても使われています。
日本語でも「ググる」なんて言いますよね。
What does this word mean?
(この単語なんて意味?)
Let me google it.
(ググるから待って)
<英語のスラング>27.There’s no way(そりゃないよ)
“There’s no way”の後ろに言葉を続けると「〜なんてそりゃないよ」と言うことができます。
There’s no way you can wear sunglasses with the shirt.
(そのシャツにサングラスかけるとか、マジないわ)
<英語のスラング>28.Go the extra mile(努力をする)
「たくさん努力をした」という意味のスラングです。
I have to go the extra mile to pass the test.
(テストに合格するために相当努力しなくちゃいけない)
<英語のスラング>29.my mains(いつメン)
いつものメンバー、いつメンは“my mains”と言います。
いつメンは他にも
squad
The usual members
my homies
などと言ったりします。
<英語のスラング>30.This is what it is(しょうがない)
「これが現実だ」という表現。
いろんなシーンで使うことができる便利な表現です。
He’s bossing around all the time! I hate him!
(アイツいつも威張ってて大嫌い)
This is what it is.
(しょうがないよ)
英語のスラングをたくさん覚えよう!

今回はネイティブが使うスラング30をご紹介しました。
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