こんにちは、ソザオ(@sozawo88)です。
プログリットの社長が本を出したみたいなんですが、ご存知ですか?
その本のタイトルは『英語学習2.0』。
大きな書店に行ってみると、何と売り切れ!急いでアマゾンでチェックすると、ギリギリ何とか買うことができました。
今回の記事は以下の2つについて書いてみます。
- プログリット岡田祥吾氏による本『英語学習2.0』の書評
- そもそもプログリットとはどんなスクール?
結果から言うと、本を買って良かったです。
想像していたよりも内容が充実していて、値段以上の価値があったと思います。
「プログリット?本?」と気になっている方も多いと思いますので、ぜひ最後まで読んで本の購入やプログリット無料体験の参考にしてください。
PROGRIT(プログリット)の無料カウンセリングに参加したので、めちゃくちゃ正直に感想を書いてみる

プログリット代表の岡田祥吾氏が本を出版!

さっそく買いました。プログリット社長が出した『英語学習2.0』。
『英語学習2.0』の「2.0」ってなに?と思いますよね。
これは私の個人的な予想なのですが、多分「web1.0」「web2.0」とかの数字、つまり「新しい英語学習の時代」という意味なのではないでしょうか。
Web1.0 マスメディアの時代
Web2.0 ブログメディアの時代
Web3.0 ソーシャルメディアの時代
それはさておき、まずは本を出したプログリット代表の岡田祥吾氏のプロフィールからみていきましょう。
岡田祥吾氏プロフィール

岡田祥吾(おかだ しょうご) 1991年大阪生まれ
大阪大学工学部を卒業後マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社し日本企業の海外進出や、海外企業の日本進出などをサポート。
2016年に株式会社GRITを設立し代表取締役社長に就任。「英語を指導しない」英会話コーチングスクールとして、英語業界に激震を与え注目の的となる。
これが大まかなプロフィール。
『英語学習2.0』の中では、高校時代に野球をやっていて甲子園を目指していたエピソードなどが書かれていました。
(そのため本の中では英語学習が野球の練習によく例えられています)
プログリット『英語学習2.0』ってどんな本?
『英語学習2.0』とはどんな本なのでしょうか。
一言でいえば「プログリットの社長がプログリットで使われているメソッドの一部や英語学習に関する知見を分かりやすく解説した」本です。
リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングといった4技能について網羅的に書かれており、岡田社長の個人的な成功体験ではなく科学的な根拠に基づいて書かれた英語学習本となっています。
英語学習法や英語学習に関するポイントが第二言語習得研究論に基づいて書かれていますので、言語学の入門書のような要素もあると言えるでしょう。
プログリットの岡田社長が勧める英語学習教材も盛りだくさん。図も豊富ですので言語学の知識がない方でもすんなり理解することができます。
プログリット代表の岡田祥吾氏による本『英語学習2.0』を読んだ感想

では、実際に私が読んで感じた感想を書いていきます。
プログリットの宣伝はほとんどなし!

プログリットのメソッドについて書いてあるこの本では、正直もっとプログリットの宣伝が書いてあるのかと思っていました。
しかし「え?もっと宣伝した方が良いんじゃない?(笑)」というくらい、プログリットのスクールの宣伝がされていません。
むしろ岡田社長は『英語学習2.0』の中で、他社の英語学習本をかなり積極的に紹介しています。
プログリットは「英語指導をしない英会話スクール」という常識を覆す英語コーチングスクールですが『英語学習2.0』も「プログリットを紹介しないプログリットの社長の本」という常識を覆す本なのでしょうか。
岡田社長の実体験を交えた英語学習に関するノウハウが言語学の知見を元に書かれていますので、正直かなりお得です。
その上、プログリットの宣伝が思ったよりも控えめで、個人的に好感が持てました。
第二言語習得研究の深い知識が書かれている

『英語学習2.0』では、言語学の知見に基づいた英語学習のヒントがたくさん書かれていました。
それは「リスニングが苦手ならたくさん聞いて耳を慣らせ」「スピーキングが得意になるには、まずはたくさん話すこと」といった単純な考え方でなく
「リスニング力を上げたいなら多読」といった脳のメカニズムを考慮した専門的なメソッドとなっています。
私は英会話講師として7年間勤務をしていたのですが、一切これらの知識を知りませんでした。正直現役時代にこの本を読みたかった・・・。
もちろん言語学の学問は、突き詰めればもっと深淵な世界なのでしょう。
この本ではそんな深淵な言語学の触りの部分が書かれているイメージ。
言語学を分かりやすく伝えてくれるこの本は、言語学に興味のある方にもおすすめです。
易しい文章で書かれていたのでスラスラ読める

『英語学習2.0』は読みやすい文章で書かれているので、スラスラ読むことができます。私は2時間ぐらいで一気に読了しました。
また、重要な箇所にはマーカーが引いてありますので、本の大事なところを見落さない工夫もなされています。
すぐに読み終えることができるので、何回も読むのがおすすめです。
『英語学習2.0』に書かれている内容のトレーニング法を試してみるだけで、必ず英語力に変化があると思います。
プログリット代表の岡田祥吾氏による本『英語学習2.0』で印象に残った文章を引用する
岡田祥吾氏本人について
英語力を上げようとして英会話教室に通ったエピソードで
結果はどうなったか?
私の感覚ではほとんど変わりませんでした。勉強しているという安心感はありましたが、実際には、英語力が伸びた感覚は悲しいぐらいになかったのです。
(中略)
週に一度、1時間程度レッスンを受けるくらいで英語力が上がるほど、英語は甘くないのです。それは「英語を勉強している」という安心感を買っているだけ。
(『英語学習2.0』より引用)
「安心感を買っているだけ」とかなり辛辣な言葉が書かれていますが、その通りだと思います。
英会話スクールが効果がない訳ではありませんが、英会話スクールに週1回通うだけでは効果はあまり期待できないでしょう。
この引用文は本書の中でも強い印象に残りました。
リスニング学習について
まずリスニングとリーディングの関係について説明します。リスニングとリーディングは、脳の中では非常に似た処理をしています。
(中略)
つまり、英語脳を作るというのは「意味理解の力を高める」ということです。さらに言うと「意味理解の精度とスピードを高める」と言うことです。
(『英語学習2.0』より引用)
リスニングができない要因について語っている箇所で
原因は大きく次の2つに分かれます。
- 音声近くができていない
- 意味理解ができていない
ご自身のリスニングの課題がどちらなのかを、ぜひ考えてみてください。
(『英語学習2.0』より引用)
リスニングができない要因を分析するのは、非常に科学的だと感じました。
本書では、この後にさらに詳しくリスニングで「聞けない」理由が解説されています。
モチベーションの継続について
1日2時間〜3時間の英語学習は、時折つらいと感じる瞬間もあるでしょう。
そうなった時にも、自分にとって重要度が高い目標がしっかり設定されていれば、継続率は上がるのです。
適切な目標設定をするうえで有効な、SMARTというフレームワークがありますのでご紹介します。
(『英語学習2.0』より引用)
「SMART」というフレームワークは初耳で、本書で書かれている方法はかなり参考になりました。
英語学習において継続はとても大切ですからね。
英語学習について
本書は、最先端の言語学の知見をベースに、科学的根拠に基づいたエビデンスベースの方法論にこだわり、学習生産性を上げ流にはどうすればいいのか、学習を継続させ、しかも短期間で確実に英語力をアップさせるにはどうすればいいのか、その方法を紹介しています。
(『英語学習2.0』より引用)
プログリットのプログラムに参加希望の方の中にも「1日30分の学習で英語力を伸ばしたい」とおっしゃる方がいらっしゃいます。
しかし、英語学習に魔法はありません。学習生産性を最大限に高めることはできますが、それでも1日30分の学習で英語力を飛躍的に伸ばすことはきわめてむずかしいと言えます。
(『英語学習2.0』より引用)
私も「毎日少しずつコツコツやる派」なので、このように言い切っていてショックでした(笑)
やはりある程度まとめて時間を取った方が効率的なのですね。
プログリット代表の岡田祥吾氏による本『英語学習2.0』で紹介されていたおすすめ英語本
『英語学習2.0』には岡田社長がおすすめする英語本やウェブサイトが数多く紹介されています。
ここでは、どんな本やサイトが紹介されているのかをまとめてみましょう。
- 多読トレーニングにおすすめの本
- 英会話に必要な文法力を養うための本
- 単語力をつけるための本
- 英語の弱音をマスターするためのウェブサイト
- シャドーイングにおすすめの本
- 音読トレーニングにおすすめの本
- 英語を文章かするトレーニングができる本
- 学習モチベーションを保つのに役立つアプリ

こんな感じでかなりたっぷり、おすすめ本や使えるサイト・アプリが紹介されています。

プログリット代表の岡田祥吾氏による本『英語学習2.0』で紹介されていた数式
『英語学習2.0』では多くのおすすめ学習本などが紹介されていますが、英語学習のヒントになる岡田社長オリジナルの数式もいくつか紹介されています。
- 英語力の伸び=学習生産性×投下時間
- 仕事のパフォーマンス=生産性×労働時間
- WPM=単語数/文章を読むのにかかった時間

本を出したプログリットとはどんな英会話スクール?

プログリットの特徴
プログリットは受講生にパーソナルトレーナーがついて短期間で成果を出す、コーチングスクールです。
トレーナーが受講生を短期間で個別指導するコーチングスクールは2015年ごろから流行し、現在でも新しい英語学習の形として人気となっています。
では、数多くあるコーチングスクールとプログリットの違いは何か。
プログリットは英語学習の指導を一切しません。
プログリットで指導されるのは、英語学習の方法。効果的な英語学習を実施するための時間管理術なのです。
コースは「ビジネスコース」「TOEIC®コース」「TOEFL IBT®/IELTS」の3種類。受講期間は2ヶ月間か3ヶ月間から選ぶことができます。
プログリットの指導は
- 第二言語習得論に基づいて
- 最後まで継続できるように
- 生活リズムをゼロから見直す覚悟で
行われます。
無駄を一切省いて効率的に英語学習を継続しますので、今まで自己流の英語学習法で失敗していた人でも効果が実感できるでしょう。
また、プログリットでは卒業してからも一生残る財産を手に入れることができます。
それは、一生使える英語力と一生使える時間管理術です。
どんなに忙しい生活を送るビジネスパーソンでも、時間の使い方を工夫するだけで3時間ほどの英語学習時間を確保することができる。これは、英語学習だけでなく他の学習やスキルアップにも応用できます。
プログリットは英会話の「自習」の方法を指導して、英語力だけでなく「時間管理術」まで手に入れることができる、唯一無二のスタイルのコーチングスクールだと言えるでしょう。
プログリット概要
こちらにプログリットの概要をまとめます。
概要 | 詳細 |
---|---|
学習期間 | 2ヶ月〜3ヶ月 |
学習スタイル | 通学 |
入学金 | 50,000円 |
教材費 | 料金に含まれる |
料金 | 328,000円(ビジネス英会話コース) |
1ヶ月あたり | 164,000円 |
講師 | 日本人バイリンガル講師 |
支払い方法 | 現金一括またはカード払い |
解約制度 | あり |
例えば「ビジネス英会話コース」の2ヶ月プランを受講した場合は、2ヶ月間に8回プログリットのスクールに来校してトレーナーとの課題チェックテストや面談を行います。
自習の時間が決まっているのも特徴。
受講期間中は1日3時間、1ヶ月に80時間の自習をするようにパーソナルプランが組まれていきます。
プログリット社長による『英語学習2.0』は値段以上の価値がある本だった

私が初めて『英語学習2.0』を知ったのは、電車の中の広告でした。
かなりの数の広告が貼られていたので、同じように電車広告で知ったという方も多いのではないでしょうか。
興味があって手にとってみたものの、正直最初は期待していませんでした。
「どうせ社長の過去のエピソードや、プログリットの宣伝なんだろう」
と思っていたのです。
しかし、その考えは良い意味で裏切られました。
英会話講師として7年間働いていた私でさえ知らないことばかりで「正直現役時代にこのノウハウを知って、レッスンに活かしたかった・・・」と後悔したぐらいです。
英会話講師になるには?元英会話講師が詳しく解説【これだけ読めば完璧】
最後に岡田祥吾氏の言葉を引用します。
私は、テクノロジーの進化で世界がフラットになればなるほと、英語を「自分の言葉で」話す機会や必要性が高くなると思っています。
(『英語学習2.0』より引用)
プログリットの本『英語学習2.0』はたったの1,400円(税別)ですが、絶対に値段以上の価値があります。
ネタバレになってしまいますので、本記事ではかなり控えめに本の内容をご紹介しましたが、実際の本の内容は非常に濃く、絶対に買って損はないと言えるでしょう。
プログリットが気になっている人は、まずは本を買ってみてプログリットのサービスについて知ってみるのも良いと思います。
今回はプログリットの社長による本『英語学習2.0』についてご紹介しました。
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